当院では、CTを完備しておりますので、
術前検査がより詳しく行え、安心安全に手術を行うことができます。
手術用マウスピースで安全にインプラントを埋入
私たちの歯は、口を開けたとき、歯茎(歯肉)の上に見えている部分(歯冠)と、歯茎の中にある部分(歯根)から成り立っています。
入れ歯やブリッジは、失われた歯のうち、歯冠の部分だけを補います。
一方インプラントは、まず人工の歯根を顎の骨に埋め込んで骨と結合させます。
その後、人工の歯根の上に人工の歯冠を取り付ける治療です。
本来の歯と非常に近いかたちで歯を再生するので、理療後は元の歯と同じように噛むことができます。
1. 歯を失うとどうなる?
歯を1本でもなくしてみると歯以外にもさまざまなものを失うことに気づくと思います。
自然に微笑むことが出来なくなったり、ご自身が好むものを噛めなくなることもあるでしょう。
口や歯がいつも気になり、残っている歯までもが不快に感じられることもあるでしょう。
また、肩こりや頭痛に悩まされたり、はっきりしゃべれなくなることもあると思います。
もちろん、歯を失ったことで生じる影響は人それぞれ違うと考えます。
それは具体的にどの部分の歯を失ったかによっても異なってくると思います。
歯冠だけを失った場合には歯の見える部分もなくしたことになりますが、歯根も失った場合には、歯の見えない部分もなくしたことになります。
歯根は歯を頸骨に固定し、歯冠をしっかりと支える部分です。
歯根がなくなると、抜けた歯の周りの骨は徐々にやせていくことになり、残った健康な歯が動いてきて、やがてしっかりと噛むことが出来なくなる恐れも出てきます。
歯冠を元通りにするにはいくつかの方法がありますが、歯全体(歯冠と歯根)を失って、そこを再生させる方法はインプラント治療が唯一の方法となります。
2. インプラントの構造
インプラント(またはインプラント体)
直接、穴を開けた歯槽骨の中に埋められる歯根の役目を果たす部分。
素材はチタンかチタン合金で作られ、ネジのような形をしています。
アバットメント(支台部)
インプラント体と人工の歯(上部構造)の間を支える重要な部分です。
アバットメントは上部構造にあわせた素材を選択することにより、審美的な配慮も可能です。
上部構造(人工歯冠)
いわゆる「歯」の部分。
セラミックやジルコニアなど、“審美的こだわり”や“ご予算”により様々な素材を選択することができます。
3. こんな悩みをそのままにしていませんか?
入れ歯を使っているけれど・・・
- わずらわしい、手入れが大変。
- 入れ歯を見られるのが気になって友達と旅行に行けない。
- 肉やお刺身、固い者が噛めない。
- 噛むと痛いので、十分に咀嚼できないし、食事も楽しめない。
- 味覚が鈍感になって、おいしく食事ができない。
- みんなで食事に行っても、区分だけ時間がかかってしまって、気が引ける。
- 入れ歯が落ちそうで、思い切り笑えない。
- 発音が気になって、以前のようにおしゃべりできない。
- 口臭や入れ歯の臭いが気になって、口元に手をやってしまう。
歯は残っているけれど・・・
- ぶつけて歯が折れた。
- 歯が根っこごと割れた。
- 歯が抜けた。
- 歯周病で歯が今にも抜けそう。
入れ歯を使っているけれど・・・
- ゴルフで以前ほど飛ばなくなった。
- 口が開きにくなった。
- 肩凝りがひどくなった。
- 何を言ったのか、聞き返されることが多くなった。
- 好きだったカラオケが上手に歌えなくなった。
4. 歯を失ったときの治療法
歯を失ったときの治療法には、“ブリッジ、入れ歯、インプラント”があげられます。
【ブリッジ】
失った歯の部分の左右の歯を削り、義歯(人工の歯)の橋をかける治療法
メリット
デメリット
治療費用
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【入れ歯】
歯を失った部分の型取りをし、人工の歯を取り付け、自分の歯で固定する簡単な治療法
メリット
デメリット
治療費用
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【インプラント】
長年の研究と高度な技術のもとに開発された人工の歯根(インプラント)を植える治療法
メリット
デメリット
治療費用
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5. インプラント治療の魅力
「抜けたままでも大丈夫」と思っていませんか?
歯が抜けたままにしておくと、身体全体にも影響が出るってご存知ですか?
(1)歯が抜けた部分に隣の歯が動いてくる
数ヶ月、あるいは数年という時間はかかりますが、確実に、抜けてしまった歯の両隣にある歯が倒れ込んできます(傾斜)。
さらに、噛み合っていたはずの上の歯が下に落ちてきます(挺出)。
(2)噛み合わせが悪い歯に異常な力がかかる
歯が動いてしまうと、ものを噛んだときに噛み合わせがずれた部分が、異常な強さでぶつかるようになり、大きなダメージが加わります。
(3)むし歯や歯周病になって、最後には抜けてしまう
傾斜や挺出で歯並びが悪くなると、どうしても歯垢が溜まりやすく、不衛生な部分ができてしまいます。
すると、その部分がむし歯になったり歯周病を起こしたりします。
症状が進むと、最悪の場合は歯を抜かなければならなくなります。
傾斜や挺出した歯の寿命は、健康な歯の2/3~1/2ほどとなってしまいます。
また、歯が抜けてしまった側ではしっかりものを噛むことができなくなるため、反対側の奥歯や前歯などに余計な負担をかけてしまいます。
その結果、それらの歯の寿命も短くなってしまうことがあります。
すべての歯の寿命が短くなってしまうということは、やがて総入れ歯をしなければならなくなることを意味しています。
インプラント治療の魅力
- 違和感、異物感がない
- 審美的に良好で、自然な会話ができる
- 治療から3ヶ月~6ヶ月で自分の歯に近い感覚で噛めるようになる
- 粘りのある食べ物や硬い食べ物を気にせず、快適に食べられる
- 取り外しを必要としない
- 歯のない部分に入れるため、健康な歯を削ることがない
- 自分の歯を健康に保つことができる
『私にはどんなインプラントが最適なのか?』
『どこの医院でインプラントをするのがご自身にとってベストなのか?』
十分な説明を受けて、有益性とリスクを良く考えて決めましょう。
まずは、当院までお問い合わせ下さい。